・全体の41.5%が1ヶ月以内にクーポンを利用したと回答。中でも、子育て世帯やF2層(35~49歳)の利用率が特に高い結果に
・全体の約4割がスーパーの公式アプリ利用者と回答。アプリ利用者の1ヶ月以内のクーポン利用率はアプリ非利用者に比べて2.5倍高い
・自社アプリにおけるお客様とのエンゲージメントを高めながら収益化も実現するノウハウの創出に関する無料ウェビナーを10月23日(月)に開催
株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、小売業のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援事業を展開する株式会社デジクルは、今年10月に、日本全国の20歳から64歳の4,964名の女性を対象にスーパーマーケットのクーポン利用に関する消費者の意識・行動調査を実施しました。
9月22日に総務省より発表された8月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比3.1%上昇し、12ヶ月連続で上昇率が3%を超えています。中でも、生鮮食品を除く食料は9.2%上がるなど依然として家計にとって厳しい状況が続いています。
本調査は、そうした現状を踏まえて、消費者の意識や行動を明らかにすべく実施しました。
以下、主な調査結果です。
◼️全体の41.5%が1ヶ月以内にクーポンを利用したと回答。中でも、子育て世帯やF2層(35~49歳)の値が特に高い結果に
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- 子育て世帯の47.9%が1ヶ月以内にクーポンを利用したと回答し、F2層の子育て世帯では、54.5%が同回答を選択。
- 子育て世帯は、そうでない世帯と比べて、頻繁にクーポンを利用している傾向が読み取れる
◼️最も便利なクーポンの受け取り方法は、世代ごとに異なる結果に。F1層(20~34歳)は決済サービス、F2(35~49歳)、F3層(50~64歳)では、店員からの紙クーポン受け取りが首位に
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- 最も便利なクーポンの受け取り方法は「会計時に、店員さんから紙クーポンを受け取り」(28.2%)で、2位「PayPay、楽天Pay、メルペイ等、の決済サービス」(24.4%)、3位「スーパーマーケットの提供するアプリ」(23.7%)がこれに続いた
- 全選択肢を紙もしくはデジタルクーポンに分類し、集計した結果、全体の62.6%がデジタルクーポンの配信を希望
- 決済サービスの普及率が影響しているのか、F1層で最も便利な受け取り方法は「PayPay、楽天Pay、メルペイ等、の決済サービス」(29.3%)
◼️全体の約4割がスーパーの公式アプリをダウンロード。特に、F3層(50~64歳)や子育て世帯からのダウンロードが多い結果に。また、アプリ利用者のクーポン利用頻度はアプリ非利用者に比べて2.5倍の差に
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- 最もアプリをダウンロードしているのは、多くのスーパーのメイン顧客であるF3層(43.4%)で、F2層(41.2%)、F1層(33.4%)となった
- F1層のダウンロード率の低さが目立つ一方、子育て世帯のF1層に絞ると、42.6%がアプリをダウンロードしている。子育て世帯は、買い物頻度が高い属性ほど、アプリを利用している可能性が高く、アプリ内容を充実させていくことが、顧客満足に繋がるのではないか
- アプリ利用者の1ヶ月以内のクーポン利用率はアプリ非利用者に比べて2.5倍高い
◼️公式アプリ利用者の約50%がクーポン取得によって買い物頻度が向上。F1層(20~34歳)では、30%が新しい商品への挑戦も
![](https://images.microcms-assets.io/assets/eb5884eca879477ea515609819a08228/eb01881cef6d4c90b646e3b0631e364c/%E8%B2%B7%E3%81%84%E7%89%A9%E8%A1%8C%E5%8B%95%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF%20(1).png)
- クーポンが買い物にプラスの影響を与えたと答えたのは、全体の約9割に
- 約50%が「より頻繁に買い物をするようになった」、28.1%が「新しい商品を試すようになった」と回答するなど、クーポンによって購買意欲が上がっていることが明らかに
- F1層の30%が、クーポンの存在によって新しい商品を試すようになっており、新商品の購買促進にクーポンが有効である可能性を感じさせる結果となった
- 自由回答では、「少し遠くてもその店舗に通うようになった」「他のお店に行かなくなった」など、クーポンがきっかけで、その店舗への来店数が増えたことを示すようなコメントや「クーポンがある時にまとめて買い物をするようになった」「まとめ買いするようになった」といったコメントも
本調査「スーパーマーケットのクーポン利用に関する消費者の意識・行動調査 2023年10月度」では、上記の設問・内容だけでなく、詳細なグラフや示唆もご確認いただけます。以下よりダウンロードいただけます。
>>「スーパーマーケットのクーポン利用に関する消費者の意識・行動調査 2023年10月度」をダウンロードする
<設問内容一覧> - 前回、スーパーマーケットでクーポンを使って買い物をされた時期について以下より適切なものをお選びください。
- スーパーマーケットでクーポンをどれくらいの頻度で利用していますか。
- スーパーマーケットのクーポン配信に対する利用で当てはまるものを選択してください。
- スーパーマーケットのクーポンの中で、最も魅力的だと感じる内容は何ですか。
- スーパーマーケットでのクーポン利用において、当てはまるものを全て選択してください。(複数回答)
- スーパーマーケットのクーポンで最も便利だと思う受け取り方法を選択してください。
- スーパーマーケットで利用可能なクーポンが来店のきっかけになることはありますか。
- 現在通っているスーパーマーケットの展開しているアプリについて当てはまるものを選択してください。
- アプリで展開されているクーポン利用について当てはまるものを選択してください。
- アプリのクーポンに気づくきっかけとして当てはまるものを全て選択してください。(複数回答)
- アプリクーポンの利用が、買い物の行動にどのような影響を与えましたか。(複数回答)
- スーパーマーケットのアプリクーポンにて不満に感じている点があれば教えてください。(複数回答)
また、デジクルは、10月23日(月)15時より、株式会社fluctと共同で、「流通小売企業のアプリ活用と収益機会の創出」をテーマに無料ウェビナーを開催いたします。同セミナー内では、本調査詳細は下記よりご確認くださいませ。
◆申込:https://share.hsforms.com/1Y2zJXIkXTayH32Z57BL2Swcdtpq
<調査概要>
調査期間:2023年10月4日
調査方法:インターネット調査
調査対象:日本全国の20歳から64歳の4,964名の女性
※グラフ内の数値は小数点第二位以下四捨五入
デジクルについて
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